二号線

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理系社会人によるゆるーいブログ

パリ大学事情

こんにちは。だーにゃです。

今回はパリ大学と私がパリで通っているソルボンヌ大学 (第6大学)について紹介したいと思います。パリにはパリ大学と呼ばれる大学群があり、パリ第1大学から第13大学まであります。それぞれの大学は日本の総合大学とは異なり、分野ごとに分かれています (東京理科大とかのイメージ)。

私はその中のパリ第6大学に交換留学をしています。今は文系の他のパリ大学と名前上合併しており、昨年からソルボンヌ大学と呼ばれています (本記事では区別のため第6大学と呼びます)。第6大学はピエール・エ・マリー・キュリー大学とも呼ばれており、かの有名なキュリー夫妻の名を冠しています。第6大学はセーヌ川南の学生街である5区にあります。大学の周りは塀で囲まれており、入口は二か所あり、それらの入り口では簡単な荷物チェックが行われます。このあたりのセキュリティはパリの他の大学よりもしっかりしていると思います。

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↑大学入り口。

 

建物は碁盤目状にできており、それぞれの塔には数字がふってあります。それぞれの塔に螺旋階段とエレベーターがあり、それを使って上るとともに、塔の間にある教室へと移動します。たとえば、54-55 201教室は54番塔と55番塔の間の二階にある第一教室ということになります。一階、二階は授業を行う教室になっており、四階や五階は研究室になっているようです (三階は用がないのでわかりません…)。

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↑上に繋がっているこの塔を通って教室へ向かいます。(ダジャレじゃないよ!)

 

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↑建物の中心にはオブジェもあります。

 

第6大学には図書館も多くあり、学部生用が2つ、地学用、科学用、数学・情報用などがあります (別にそこを使わないといけないという決まりはありませんが)。開いている時間は9時から22時までなので、日本の私の大学の方が少し長いかも。 

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大学図書館

 

大学の中にはCrousの食堂もあって、お昼にはとてつもない混雑になります。そのため、大学前のご飯屋に行く学生も多いです。学食は11時から14時までしか開いていないため、日本のようにいつでも行ける便利さはないかも。

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↑建物どうしの間は空間になっており、天気の良い昼間はサンドイッチなどを持った学生で賑わいます。

 

講義棟の間には学務塔があります (文字通り塔です)。パリの中でも高い建物で24階建てとなっています。こんなところで仕事できるのいいなぁ。

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↑学務の人がいるタワー。高い!

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↑タワーからの眺め。手前の建物が大学、奥がパリの街並み。

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↑大講堂の階段。近代的なホグワーツみたい?(笑)

 

いかがでしょうか。第6大学キャンパスの様子が少しでも伝われば幸いです。しかし日本の大学でもそうなんですが、大学内で普段行かない場所になにがあるかわからないですよね(笑)

留学期間も残すところあと一か月。しっかりと見て回って、期末テストも頑張りたいと思います。

それでは今日はこのへんで。