パリごみ箱事情
こんにちは。だーにゃです。
以前にも景観事情の際に少し書きましたがパリのゴミ箱について見てみたいと思います。パリは路上にとてもゴミ箱が多いです。だいたい10m間隔くらい?でしょうか。
日本だと路上にゴミ箱は無く、持ち帰るか、駅やコンビニで捨てさせてもらうくらいですかね。
パリで一番よく見るゴミ箱は燃えるゴミ用の小さなものです。金属の支柱で作られたの円筒にゴミ袋が取り付けられたシンプルなタイプです。ゴミ箱の縁でタバコの火を消す人を見ることがあります。喫煙者にはやさしいかもしれません。
他にもいろいろなタイプのゴミ箱を見ることがあります。よく見かけるタイプはこちらの空き瓶回収用のボックス。丸みを帯びた円柱形で側面に開いた穴から中に瓶を入れます。空き瓶が中に落ちて奏でる音はちょっと楽しいかも?
↑空き瓶用のゴミ箱。側面の穴から入れます
他には衣類回収ボックスなんてものもあります。このへんはちょっと変わってますね。どんな風にリサイクルするんでしょうか。
↑衣類用リサイクルボックス。ごく稀に道端で見かけます
ちなみに私の寮のゴミ箱は生ゴミ類とリサイクルできるもの(紙類、箱、ペットボトルなど)に分かれています。紙やペットボトルなんか一緒に捨ててしまって後でどうやって分別とリサイクルするんだ…。謎ですね…。
以前にも言及しましたが、ゴミ箱が多いのは便利 (買い食いした食べ物の袋とかよく捨てます) ですが、観光大国としては景観としてゴミ箱が少ない方がいいんじゃないかなーと思います。でも、もしゴミ箱が無くなれば町にゴミが溢れることになるかもしれません (もちろん、ならないかもしれません)。しかし、個人的には町中のゴミ箱も回収業者の雇用などである種必要なものなのではないか、とも考えたりします。フランスは失業率も日本などに比べると高いです。あくまで私の考えになりますが、町中のゴミ箱も実は雇用問題に一役買っているのではないでしょうか。所変われば品変わる、とはいいますが、文化、風習、情勢など複雑な事情があるのかもしれません。
それでは今日はこのへんで。