トザンノススメ ~石鎚山登頂編~
こんにちは。だーにゃです。
この間の週末に愛媛県にある石鎚山に登ってきました!石鎚山は標高1,982mで近畿より西の西日本では最高峰になります。石鎚山登山は今回で3回目になりますが、今回はいままでとは異なるルートでの登山です。
石鎚山にはいくつかの登山道があり、いままでは成就社ルートと呼ばれるロープウェイを使って1,200mまで昇ってそこから登り始めるというルートでした。今回は土小屋ルートと呼ばれるUFOライン、石鎚スカイラインを車で通って1,500m地点から登り始めるルートで行きました。
金曜日の夜に愛媛県にいる友人に明石まで迎えに来てもらって四国中央市まで移動します。自分は車無し、ペーパードライバーですので、今回の登山においてその友人には非常にお世話になりました。
四国中央市に着いたらかなり遅めの夕食(23:00)を取って明日に備えてホテルに宿泊します。
朝、6:30にホテルを出発し、土小屋登山道を目指して移動します。途中でコメダ珈琲に寄って腹ごしらえ、イオンモールで山頂で食べる昼食を買いました。
初めてコメダ珈琲行きましたが、コメダ珈琲ってなんとなく郊外にあるイメージがあります。車持ちでない私にはなかなか行く機会がありませんでした。
↑噂のシロノワール(ミニ)とやらを。美味しいけどカロリーの権化(笑)
お腹を満たし、準備を終えた一行はUFOライン手前、寒風山を通過します。
↑ここからがUFOラインです。
↑いったい何が現れるというのか…。一行の運命や如何に!?
このUFOラインと呼ばれる道は山の尾根伝いに道があるのですが、トヨタカローラスポーツのCMにも使われています!!今回はそれが目当てでこのルートを選択したのですが、車を止めて見物している人が多かったことと、靄がかかっていたこともあってあまりうまく撮影できませんでした(汗)。
↑撮影スポットで停まれなかったばかりかガスってます(涙)
代わりといってはなんですが、パンフレットの綺麗な写真をお楽しみください(笑)。
↑こちらがわかりやすい写真。晴れてる日にリベンジしたいです。
UFOラインの由来としては諸説あるようで、友人曰くもともと「雄峰(ゆうほう)ライン」だったのが「UFOライン」になったとか。
UFOラインを抜けた我々は石鎚山の土小屋に到着しました。
↑食堂兼売店もあります。
↑この時点で1,492m。すでにまあまあ高いのですが(笑)
なぜ土小屋と呼ばれるのか食堂の人に聞いたところ、このあたりの土地の名前だそうで、ここに道ができた際に土でできた小屋があったからだそうなんですが、いったいだれが小屋をつくったんだ…(謎)。
気を取り直して登山開始です。しかし、スタート時点で笹が多い…(高い山は笹が多いです)
↑山頂アタックです!
ここからは写真多めでお送りしたいと思います!
↑森林浴みたい
↑周りの山もよく見えます
↑道もしっかり整備されてる
↑下を見ると怖いところも
石鎚登山といえば登山道に4つの鎖場があり(試しの鎖、一の鎖、二の鎖、三の鎖)、鎖で崖を登っていく箇所があります(迂回して普通の登山道を行くことも可)。土小屋ルートの場合、成就社ルートと合流後になるので、二の鎖、三の鎖のみ通ることができます。
達成感があるので、自信のある人は挑戦してみるのもよいのではないのでしょうか。三点支持をしっかりとして登ってくださいね。
↑三の鎖。鎖の輪につま先をひっかけながら登るのがコツです。登りながら下の景色を見ないこと!
二の鎖、三の鎖を登り終えるとすぐに山頂へ到着です。
↑山頂アタック成功です!?
山頂では靄がかかっていなかったため、きれいな風景を眺めることができました。山小屋のご飯は山頂料金なので、買ってきたご飯を食べます。
↑膨らんだサッポロポテトもあるよ!(笑)
今回は登山用のバーナーを用意してきたので、山頂でお湯が沸かせます!アルファ米(水やお湯でご飯になるお米。災害時用にも便利)とインスタント味噌汁、コーヒーをいただきます。
↑今回大活躍したバーナー
↑パラパラだったお米にお湯を注いで15分待つと…
↑ずっしりとしたわかめご飯が!底に塩味が偏るので、しっかりと混ぜましょう(経験者談)
昼食後は山小屋から見える真の山頂、天狗岳を目指します。山の尾根伝いに向かうのですが、これが怖いこと怖いこと(汗)。滑落するとシャレにならないので慎重に行きましょう。
↑天狗岳。3~4人くらいのスペースしかありません。
↑天狗岳の帰りで、奥の方に山小屋が見えます。
三年連続天狗岳を制覇した我々は下山を開始します。下山の方が体力的には楽ではやいのですが、膝にくるので、疲れている人は気を付けましょう。
さて、今回登った土小屋ルートですが、登る距離は少なめなので、体力的にはオススメです。ロープウェイもないのでお金的にもやさしい。しかし、バスが夏季のみ、1日に往復一本ずつという不便さのため、車を運転しない人にはきついです(時間帯によってはヒッチハイクも困難)。一方の成就社ルートは登る距離は長いものの、長いロープウェイを楽しめるのと、リフトでショートカット可だったり、鎖場をすべて通ることができるなど、面白みは多いかもしれません。あとはバスが多いのと売店も多いので、どちらかというと成就社ルートの方が一般的かもしれません。
もはや毎年恒例となりつつある石鎚登山。ぜひとも来年も挑戦したいと思います。
それでは今日はこの辺で。