二号線

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理系社会人によるゆるーいブログ

パリ交通事情

 こんにちは。だーにゃです。

 今回はパリの交通手段について紹介したいと思います。細かい乗り方とかはいろんな人がブログ等に書いていると思うのでそちらを参考にしてください (丸投げ)。

 パリ市内の移動には大きく分けて4つの公共交通機関があります。それは電車(RER)、メトロ、バス、トラム(路面電車)です。この4つを使いこなすことができればパリ市内を縦横無尽に駆け回ることができます。
 パリ市内の交通機関で良いなと思うことの一つはこれら4つが共通のチケット(Ticket t+)で乗れることです。しかも一部交通機関は一枚のチケットで乗り継ぎをすることができます。(バスとトラムは互換あり、メトロはRERと互換あり)
Ticket t+は一枚1.9€で購入することができ、枚数使う場合や大人数で乗る場合は10枚つづりの回数券(carnet)がお得です。

 また日本とはシステムが少し異なりますがSuicaIcocaのようなNavigoと呼ばれるカードがパリにはあります。このNavigoの良いところは月75€で指定区間は乗り放題ということです!駅を間違えても乗り越し清算の必要もなく、観光する際の強い味方です!(もちろん通学も!)
Navigoシステムは日本にも導入してほしいなーと思うモノの一つですね。

 

 それでは私目線から簡単に交通機関の紹介をしたいと思います。
初めはRERです!RERはパリ市内を縦横にA~E線の5ラインが通っており、停車駅も少ない分スムーズに移動ができます。このRERとメトロを組み合わせることによりパリのだいたいの位置にはスムーズに移動ができます。シャルルドゴール空港からパリ市内に入るための交通手段の内の一つにもなります。便利なのは確かですが、パリ郊外の北側は治安の悪い駅にも停まるので要注意!

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↑丸のなかにRERと書いたマークが目印です

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↑A線やC線はなんと二階建て。マリンライナーの指定席みたいだ…。D線とE線はまだ使ったことがないので未知の領域ですが

 

 つづいてはパリ市内に14ラインもあるメトロです!パリのメトロは路線が日本のように色分けされているので旅行者にもわかりやすくなっています。流石は観光大国。ただしこのメトロ、結構古い車両も使われており日本人から見ると結構ボロいかもしれません。エアコンの無い車両も多いので夏場は大変そう(汗)。観光客も多く利用する1番線などはスリも多いので、ドア付近は要注意!
また、RERを含め多くの車両でドアを開けるにはドアにあるボタンを押さないといけません。まるで日本のローカル線みたいだ…。

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↑この赤い看板が目印!

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↑黄色いMマークバージョンも

 

 続いてはトラムです。トラムは町の中を走っている路面電車です。車両も新しいため私の好きな移動手段だったりします。停車駅が近づくと駅ごとに異なったサウンドでアナウンスを入れてくれるのが素敵です。車両の各ドアにチケットやNavigoを読み込む装置があるのですが、特にチェックされている風もなくザルすぎでは…と思ったりします(笑)。

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↑白と緑が特徴の車体。地方によっては異なるカラーリングの車体のようです。

 

 最後はバスです。バスもトラムの並んで車両が新しいため居心地は良いです。システムは前乗り後ろ降り。私の出身の岡山ではバスは後ろ乗り前降りなのでちょっと違和感。慣れないとハードルが高いように思うかもしれませんがそんなことはなく、Googleマップと組み合わせれば降車位置もわかりとても便利です。

 主要交通手段は以上ですが、オマケでレンタルサイクルのVélib(ヴェリブ)を紹介します。Vélibは日本でも使われているレンタルサイクルのパリ版になります。パリと日本では交通ルールが異なるため私は使っていませんが…。渋滞や混雑の影響もないので長期で住む人には合っているかもしれません。
あとはよく町の中で同じスクーターに乗っている人が多いのですがレンタルスクーターもあるのかな?

 以上、簡単にはなりますが、交通機関の紹介でした。首都ということもあり電車やバスの本数が多いため、移動はとてもしやすいです!
旅行の際は上手に利用してパリ市内を駆け巡りましょう!

 それでは今日はこのへんで。