男子週末旅行 (1) ル・アーブル編
こんにちは。だーにゃです。
9月最後の週末、ひょんなことから1泊2日の旅行に行ってまいりました!
行ってきたのはパリから見て西側、ル・アーブル(Le Havre)とその周辺に位置するオンフルール(Honfleur)、エトルタ(Étretat)です。
こちらで知り合った友人からのお誘いで旅行にご一緒することになりましたが、私はまだフランスの地方のことまで把握していないので行き先はお任せすることになり、ノルマンディー上陸でかの有名なノルマンディー地区まで行くことになりました (厳密にはノルマンディーの手前くらいになります)。
移動手段はもっぱらバスで、Flixbusというドイツの会社のバスを利用しました。パリ郊外から揺られることおおよそ二時間半、ル・アーブルに到着です。
ル・アーブルは戦争でほとんど破壊された町なのですが、建築家のオーギュスト・ペレによって再建され、その町並みは世界遺産になっています。
そのル・アーブルのランドマークがこちら!サン=ジョセフ教会です。
↑そびえ立つ塔のようなコンクリート造りの教会。ゼルダの伝説のダンジョンに出てきそう…(偏った発想)
中は打ちっぱなしのコンクリートで建築家の安藤忠雄さんの作品的要素を感じます。そういえば安藤忠雄さんもフランスで過ごした時期があったとか。ペレと通ずるものがあるのかもしれませんね。
↑シンプルにまとめられた内装。個人的には近代的でシンプルなこの教会が大好きです。
塔の部分は空洞で螺旋階段がありましたが、封鎖されており上ることはできませんでした。
↑上部。たっかーい!
ちなみに夜はこのような感じ。写真ではわかりづらいですが外からもステンドグラスの色が見え、とてもきれいです。
↑きれいに照らされています
そのあと町を歩いていた際に見つけたのは、これ。白い謎建築物。
↑突如現れた謎建築物。終末系作品に出てきてもおかしくない…と思う…
残念ながら中には入っていませんが、どうやら劇場らしいです。ちなみにモチーフは火山だそうです。他にも海沿いにはコンテナを利用した現代アートがありました。流石、港町といった感じです!
↑決してレゴブロックではない
海沿いの町というのはけっこう現代アートと相性がいいのかもしれません。個人的に直島や牛窓といった瀬戸内のアートを思い出しました。
現代アートの町とはいえ、新しいものばかりではなく歴史的な建物もあります。こちらはル・アーブルのノートルダム聖堂です。こちらも戦争で破壊されたようですが、修繕されて今の形になっているそうです。それにしてもノートルダム聖堂ていろいろなところにあるんですね。日本の国分寺的な立ち位置になるんでしょうか??
↑ル・アーブルの聖堂も荘厳な佇まい。
最後に食事のお話を。ここ、ノルマンディー圏は海沿いで海産物が特産です。またリンゴのスパークリングワインであるシードル(Cidre)が有名です。せっかくなので海産食べたい!ということで、晩御飯はムール貝にしてみました。(シードルは買ってホテルで飲みました)
↑炊飯ジャーみたいな鍋にてんこ盛り。数年分は食べたのでは…
がっつり食べれて15€くらい?たぶんパリなら同じ値段で半分の量ですね。
↑前菜には生ガキを。生で食べるのは初めてでした
ル・アーブルだけでそこそこ書いたので、オンフルールとエトルタはまた後日に書きたいと思います。
それでは今日はこのへんで。